死神ってヤツは縁ができると向こう脛に頭をすりつけてくるネコのようにまとわりついてくるらしい・・・。
以下、坂本浩のブログより無断転載・・・。

元記事はここ→http://music.geocities.yahoo.co.jp/gl/roundaboutkombinat/

無冠のジャズマン 井口純夫の永眠

真夜中の電話に朗報はない。午前1:45電話が鳴った。無視した。午前2;00にも電話が鳴った。これも無視した。すべてが判ったからだ。逡巡したがかけなおした。覚悟はしていたが的中した。7月23日、気骨のあるトランペッターが亡くなった。古希をとうに過ぎ肺気腫と闘い酸素ボンベを引きずりながらも遠い過去の記憶と現況を我々に語った。葬儀と告別式は行なわないという。火葬場で灰と骨になるだけ。井口純夫らしい処理の仕方だと思う。私もそう願いたい。井口さんが病床で楽しみにしていた過去のライブ音源を発表したいという意向が生前に間に合わなかったのが残念でならない。CDではなくCDRでというのも井口純夫らしい。80年代のライブ音源を新田みかんがマスタリングし私が選曲し50枚焼いた。完成したら天国と地獄の境界で彷徨っている井口純夫に届けたいと思う。