ウチュクチイ村を作ろうとしていたお代官のアベ様は
みんながああだこうだと言ってなかなか村作りが進まないので考えました。
村の衆と寄り合いなんかするからだ・・・
村の衆がいろいろ余計なことを考えるから文句が出るんだ・・・
お代官は思いつきました、
そうだ!勝手にやってしまえばいいんだ!
全部「お達しであるぞよ」と言ってしまえばいいんだ!
お代官は「政のことは聞いても言っても思案を巡らしたりしてもいけない」という御法度を作ったので、
村の衆は球を棒で叩く遊びや毬を足で蹴る遊びや村の娘達がジャンケンするのを眺めたりすることだけに一所懸命になりました。
お代官はお達しをドンドン出し、村はそれはそれは平和でウチュクチクなり、お代官はニコニコ顔になったとさ…